熊本県立美術館で開催中の人体の不思議展に行ってきました。(写真は無し)
熊本で生活してると、今至る所で割引チケットを入手する機会があるのではないでしょうか。といっても持って行くの忘れたんですけど。
人体の不思議展、検索してみるとすぐ分かりますが、”いろいろと”話題のようです。特に献体の由来について。
実際に観てみると、想像していたより気持ち悪くない。むしろ全然本物っぽくありませんでした。プラスティネーションという手法で、献体の水分なんかを樹脂に置き換えて固定?しているようです。触ってみても、プラスチックに似た感触でした。
気になったのは血管のみを綺麗に取り出して展示してあるもの。血管に樹脂を流し込んだのかな…と思って説明を読むとそのとおりでした。うーん、”遺体の”血管に樹脂を流し込める…のか?毛細血管まで隅々に。どうやって作ったんでしょう、かなり気になります。
あとは、3ヶ月目の胎児の献体が気になりました。3ヶ月でコレぐらい育っている、ということをしっかり認識出来ました。完全にヒトの形でしたよ。
それなりに楽しめましたよ。ただ、筋肉がちぎれていたり、展示物にけっこう痛みがあったので、本物の遺体を利用する必要はあるのか?と疑問はありますが。模型っぽいならはじめから綺麗な模型でいいじゃん、て思いました。
帰りは夕食に焼肉を食べて帰りました。何故か。
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世界では、米国ABCニュースビデオにあるように、「献体」ではなく死刑囚の「闇売買死体」であり、
フランス・ドイツで裁判所が「人体展」中止命令を出し、米国ハワイ州で死体展示禁止法案が成立しました。
下記のただの話題ではない「事実」を是非ご覧下さい
○フランスの裁判所は「人体展」に対し「中止を命じる判決」を下しました。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-37634720090422
○「献体同意書は盗用偽装」「ビデオ:米国ABC20/20」
http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-100.html
http://redfox2667.blog111.fc2.com/blog-entry-216.html (読売記事)
○「沖縄展」では「法律違反」の可能性があり全ての団体が「後援を取り消し」ました。
http://www.com-net.city.naha.okinawa.jp/weldat_i/log/tree_311.htm
○「人体の不思議展」に疑問を持つ会
http://sky.geocities.jp/jbpsg355/
○アウクスブルクの裁判所が違法と判断しました。「死とセックス」展(グロ画像注意)
http://chiquita.blog17.fc2.com/?no=4552
リンク先拝見いたしました。裁判所等公的機関の判断は大変興味深いですね。また先月あたりに人体展に関するドキュメンタリー映像などもweb上で観ていました。
実際に観てみた僕の意見としては、確かに骨格や血管の接続を観察するのは面白いですが、わざわざ本物のご遺体を利用してやることでは無いな、と思いました。