【読書】闘う! ウイルス・バスターズ 最先端医学からの挑戦

生協で目にしたので購入。タイトルに「バスターズ」とあるように、鳥インフルエンザ、SARS、HIVといったウイルス研究そのものの話題よりも、「ウイルス研究者」が主人公の本。どんな人がどんな雰囲気でウイルス研究をやっているのかな、という疑問に、著者の研究室メンバーや、最前線で研究を続ける学者、行政担当者へのインタビューで答える。

全体的に易しい言葉で書かれていて、とても読みやすい。僕はウイルス研究をやっているわけではないけど、どちらかと言えば著者側の人間。それでも、生物学の研究をやっている人たちがどんなことを考えて、どんな生活をしているのか知るのは楽しい。

後半に名前は拝見したことがある人物のインタビューがありました。抗HIV剤研究のワクワクするような内容です。特許関連の話などあまり知る機会の無い話題も貴重でした。プロフィールを読むと、私が所属する大学の医学部の先生でしたね。そりゃ生協にも置くハズ。

良書です。かなりおすすめです。

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