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「ギャラクシー街道」の感想

 

思い出に残るクソ映画と言えば、キアヌリーブスが出てた地球が静止する日、エイリアンのアレというプロメテウだったが、それらを遥かに置き去りにして思い出にすら残したくない映画、それが「ギャラクシー街道」。
これ面白いでしょ、笑えるでしょ?いやスベってます。そして全体に漂うクドい下ネタ。地方の劇団が身内用に作った実験映像、と言われてもイラつく、そんな映画。あーお金をドブに捨てたい、そういう気分の方はご覧になって下さい!是非!

最近よくピザタイムを注文します。ピザーラでは断られたアンチョビトッピングが可能!

アメリカン・スナイパー

昨日観た。
映画館にいく理由に、音が聴きたい、という思いがある。学生の頃はライブハウスと映画がその欲求を満たしていたけど、最近はほとんど映画。
大きめの綺麗なテレビを家に置いてBlu-rayに記録された映像を見るとそれもう綺麗で満足なんだけど、音で満足するのは、難しい。
音質がどうのとかそういう知識は無いけど、SONYのお気に入りのヘッドホンをもってしても、体全部で感じるような、その場に身を置くような音は自宅では楽しめない。
アメリカン・スナイパーは戦争後遺症の兵士のお話にたくさんのレイヤーを重ねて、たくさんの観客に問いを投げかけるような映画で。
特別に良かったのは、音。戦場の映像を観たことがある人は多いけど、そこに行ったことがある人は少ない。多分、戦場を分かってもらうために音にすごく拘ってたように思う。銃声、呼吸、遠くの爆発、風、外国の言葉。戦いを知らない人でも緊張するような音がたくさん鳴っていて、何か聞こえるたびにソコに集中してしまう。この映画、音を狙ったんだなとちゃんと分かったのはエンドロール。ここ、無音で数分間。銃声は止んで静寂の中、聴こえてるような気がして音を探すような感覚に。
映画館で観れてよかったな。

劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス

ほんとはタートルズを観たかったのに、時間が合わねーなということでムーミンを観た。短めの作品なのでお試し感覚で観たところ、衝撃的な内容で頭がクラクラした。ムーミン一家の言動すべてがオカシく、60分ほどの上映時間中、終始心の中で激しく突っ込んでいた。突っ込みすぎて心が疲れた。世間知らずの家族がセレブだらけのリゾート地を旅して騒動…と簡単に説明するにはムーミン家のメンツはやり過ぎていた。狂気じみている。恐ろしい映画だった。画面の可愛さとのギャップでいうと先日放送されていた崖の上のポニョに匹敵する。ムーミンってこんなに奇妙な作品だったのか、知らなかった。おすすめである。

以下メモ
・冒頭の事件と今回の旅の関係が謎。そのくだり、いるのか、という疑問は最後まで消えず。
・そのムーミンパパ主催のパーティが謎。
・なぁに嵐に乗れば早く着くさ、って遭難してる。
・そのネズミの親戚、誰?
・イヌに模様描いてネコ。
・金持ちの見下しが凄い。
・というか見下されて当たり前のような行動してる。
・しかも結局金持ちに助けられてる。
・旅慣れしてるスナフキンは是が非でも連れて行くべきだった。
・水着が刺激的、いや普段裸だろ。
・我々はカバでは無い発言。
・まともそうに見えるムーミンママが危ない。ガーデニング狂。
・リゾート地がバイオテロの恐怖に包まれる中、その混乱に乗じて一家は脱出。原因はパパと、ママの唐突な伏線回収。