カテゴリー別アーカイブ: 大学・研究・科学

研究室のホームページを見る人たち

いまどきの大学の研究室ならホームページぐらいあると思う。先生がブログをやっていたりなんかもする。こういうのを誰が見るのかな。僕がいるラボではその昔学生が作ったものを今では先生が編集している。(html手打ち)あとブログ。

まず身内が見る。ラボの先生がイベントがあるたびに更新する人なので、時々気になって見てしまう。研究室旅行の写真なんかがアップされている。場合によっては「先生のブログだけは見ない」という人たちもいるかも知れない 笑。あとは学部生が見る。研究室を選ぶときに、レポートを書くときに見るかもしれない。学外の人では企業の人がチェックしてるかもしれない。

それから、学生の両親が見てる。

先日父からの着信があった。電話を取りそこねたので僕からすぐかけ直したら…「ヴぉヴぇんヴぃばぶぶあわ???!(ごめん今歯磨きしている!)」…なぜ電話したのだろうか…。酔っているみたいだったのでツッコミはほどほどして要件を訊ねると、研究室のホームページにアップされていた旅行の写真を見たと言うのだ。「あの派手なTシャツはお前か?もう少し考えろよ…」と言われた。

父は酔うとよく電話してくる。そしてよくホームページの更新内容についてあれこれ言われる。髪を切れだの、背筋を伸ばせだの。僕は親になったことは無いから想像するしかないけど、離れて暮らす子供の様子が気になるのかもしれない。(自分で書いてて恥ずかしい。)

ホームページを開設している大学の研究室は多い。でも更新がずいぶん長く止まっているページも多く見かける。先生のプロフィールだけで終わっているページもある。余計なお世話かもしれないけど、年に数回でもいい、研究室でホームページ担当の人は、何か学生の話題で更新してみて欲しいと思う。こっそり親がチェックして、酒の肴にしているかもしれないから。

研究室配属の季節

11月は研究室配属の時期。大学祭が終わると、専攻の学部3年生に向けて担当の教官がアンケートを取り、11月の末ごろには決定している。

当然すんなり配属先が決定するわけもなく、毎年難航し、担当の先生は頭を抱えている。一番の、というか唯一の原因は学生の希望配属先の偏り。最初のアンケートではまず3つほどの人気研究室に希望が偏る。そのときどうするか。

波風立たない楽な解決方法は、学生に任せる方法だ。アンケートの結果偏りがあったことを学生に伝えれば、学生も子供じゃ無いので自主的に第2希望の研究室に変更したりする。このときの学生の気持ちとしては、「人気研究室に集まってる人をみると自分よりも優秀だし、実際成績で比べられると負ける。ならば少しでも希望がかなうように先に動こう。ヤバい研究室には行きたく無いし、よく考えたら研究テーマにそこまでこだわり無いし。」みたいなとこだろうか。希望するラボの先生に、人数調整はどうやるのか、率直に聞いてみてから判断してもいい。ようするに、学生に自主的に動いてもらったほうが先生たちは楽だし、学生たちも納得できて良い。

それでも物理的な制約で人数調整をしなければならないとき。先生たちがとる方法はいくつかある。機械的に学生を選ぶならその時点での成績順が最も簡単で、学生からの苦情が出ない。ただし、いろいろとズルい手段を使ってきた学生が成績優秀だったりするかもしれない。
面接はどうか。気の合うやつと研究したい。でも教官がお気に入りを選ぶようなもので、はっきりとした基準が無い。落とされた学生は不満かもしれない。
専門科目のテストどうか。実力がある学生を選べるけど、準備するのが面倒だし、あまり時間をかけると他の研究室と足並みが揃わない。
最後の手段はジャンケン?悪いとこどりの方法で、オススメできない。

僕の周囲で聞いた話では、今年の学生は凄まじく希望が偏っているにもかかわらず、自主的に動く学生はほとんどいないとか。どうしてもやりたい研究があるのか、それとも、どうでもいいから他人任せなのか…。
どんな学生が配属されてくるんだろう…。

大学生が口にするお疲れ様

高校生はあまり使わないけど、大学生になると頻繁に使い出す言葉、お疲れ様。悪しき習性だと思う。普通は、何か一仕事終えたときに、相手の苦労を労ってさり気無く使う言葉だけど、大学生のお疲れ様はそうじゃない。ただの挨拶。

なんの時制も無いし、場違いなだけ挨拶よりもたちが悪いかもしれない。午前の講義が終わり廊下で会う友達に、お疲れー。昼食を食べた食堂の前で先輩に会って、お疲れ様でーす。サークル仲間とおしゃべりして解散、お疲れ様ー。もうどんだけ疲れてんだよと。実際の肉体的な疲労に対して使ってる言葉じゃないとは分かっていても、そうツッコミたくなる。毎日過酷な労働でもしてるのか。他にも別れ際のフレーズあるでしょ。

ビジネスの世界では、上下関係とお疲れ様、ご苦労様の使い分けがあると聞いたことがある。頻繁にお疲れ様を連発する人が、いざ目上の人に話すとき丁寧に言おうとして、ご苦労様、とつい間違えてしまいそうで心配。実際、研究室の後輩が教授の先生にお辞儀しながら「ご苦労様です」とおっしゃっていた。ややこしい。

そういえば以前、文学部所属の外国人の先生が、同僚の先生に向かって「オツカレサマデース」と言っているのを聞いて笑いそうになったことがあるよ。テニスウェア着てた。さすがに日本語を使いこなしてるよなぁ。