大学の新入生にパソコンと一緒に買わせるもの

大学に人が戻ってきて新学期がスタート。生協へ行くと新入生がわんさかいますね。

大学生になったらというかならなくても、パソコンは必須の道具ですよね。下手したら本業で使う道具、僕だったらマイクロピペッターと同じかそれ以上、一日の長い時間を共にする道具。生協のカタログでもパソコン買いませんかーと大きく宣伝して、パソコンの基本的な使い方を教える講座も開かれています。

生協でパソコンとセットでプリンター複合機が売られているのを見て思ったのですが、パソコンとセットで本当に買うべきものってプリンターじゃないですよ、データのバックアップ用のHDDドライブですよ。

壊れたら修理すればいい、ハードディスクが壊れてもメーカー保証が4年付いてる…研究室に入ってきた学生でさえこんな感じ。本当に心配しないといけないのは”この世で自分しか持ってないデータ”が簡単に無くなるかもしれないってこと。パソコンなんか壊れたら買い換えれば元通りだけど、失われたデータだけは永遠に戻らない。少なくとも素人には復旧は無理。プリンターなんかたまにしか使わない不要なもの買うより、バックアップのこと考えて真っ先に外付けのHDDドライブを買うほうが良いと思うのです。レポートのプリントぐらいセブンイレブンか大学の図書館で出来ます。

個人的バックアップの優先順位

  1. デジカメの写真
  2. 自分が書いたレポートや論文、講義関係の資料
  3. 重要なメール、連絡先
  4. 音楽ファイル
  5. 他所から入手したもろもろのファイル

デジカメの写真!僕が写真好きだからとかではなく、普通の人がパソコン使って生活するとデジカメのデータが一番貯まると思うんです。そしてこれが最高にオリジナル。無くしたら写真を取り直すことすら難しい。

あとは当然レポートとか自分が作った文書や勉強関連も大事。重要なメールやアドレス帳のデータも大切だけど、上記の2つほどじゃない。メール関連はGmailなんかのサービスに転送したり工夫すれば自動的にバックアップが取れる。最悪アドレス帳が壊れても調べ直せばよろし。音楽ファイルは作曲でもしてない限りレンタルしなおすかダウンロードしてくれば良い。でも無くすと元に戻すのが激しく面倒。ネットにあるファイルも同様。

バックアップが面倒だという人は、専用のソフトを使ってパソコンの中身を丸ごと、可能ならばリアルタイムに保存してくれるソフトを探すべき。レポートの提出前に泣かないうちに。

ある研究室のパソコン係より…。

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