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下宿という言葉の意味

下宿 – Wikipedia

下宿(げしゅく)とは、旅館業法における営業形態の一つで、施設を設けて一ヶ月以上の期間を単位とする宿泊料を受けて人を宿泊させる営業(旅館業法2条5項)。一般的には月極めの契約で部屋を間借りさせること、また、そのための建物や部屋といった施設そのものを指す場合をいう。

なお、日常用語としては、学生が親元を離れてアパートやマンションなどで生活する事(いわゆる一人暮らし)を「下宿」と称する場合もある。

下宿という言葉には前半の意味(ご飯付きのアパート暮らし)しかないと思っていたけど、以前学会で会った名古屋の人曰く、むしろ後半の意味(一人暮らしのこと)が普通と言っていました。地方でだいぶ違うのかな。

多分九州の学生に「下宿してる?」って聞くと「いや一人暮らしだよ」という返事が多いはず。会話になってませんね、意味がズレてると。

大学生が口にするお疲れ様

高校生はあまり使わないけど、大学生になると頻繁に使い出す言葉、お疲れ様。悪しき習性だと思う。普通は、何か一仕事終えたときに、相手の苦労を労ってさり気無く使う言葉だけど、大学生のお疲れ様はそうじゃない。ただの挨拶。

なんの時制も無いし、場違いなだけ挨拶よりもたちが悪いかもしれない。午前の講義が終わり廊下で会う友達に、お疲れー。昼食を食べた食堂の前で先輩に会って、お疲れ様でーす。サークル仲間とおしゃべりして解散、お疲れ様ー。もうどんだけ疲れてんだよと。実際の肉体的な疲労に対して使ってる言葉じゃないとは分かっていても、そうツッコミたくなる。毎日過酷な労働でもしてるのか。他にも別れ際のフレーズあるでしょ。

ビジネスの世界では、上下関係とお疲れ様、ご苦労様の使い分けがあると聞いたことがある。頻繁にお疲れ様を連発する人が、いざ目上の人に話すとき丁寧に言おうとして、ご苦労様、とつい間違えてしまいそうで心配。実際、研究室の後輩が教授の先生にお辞儀しながら「ご苦労様です」とおっしゃっていた。ややこしい。

そういえば以前、文学部所属の外国人の先生が、同僚の先生に向かって「オツカレサマデース」と言っているのを聞いて笑いそうになったことがあるよ。テニスウェア着てた。さすがに日本語を使いこなしてるよなぁ。