胚性幹細胞ではなくてエントリーシートの方です。話を「盛る」ならまだしも、無から生まれたエピソードを書いて就活にのぞむ人がいると聞いてしまいました。全く笑えないので、ニコニコしながら話されても困る。
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風物詩
風物詩(ふうぶつし)とは、ある季節特有の自然現象、味覚、生物、物売りなどであり、その季節をより意識に特徴づける事ができる、物・事柄のことである。風物詩の範囲は幅広く、俳句の季語として限定されたものと違って、日本の季節を現代人の我々の心に訴えかけているものを指す。また全国的な物から、祭事などの狭い地域の物まであり、季節の到来・節目を表現するときに使われることが多い。
ツイッターを眺めていると軒並み就活生がドヤっているのが聞こえてくる。深夜に「あー私どうしてこんなに頑張れるんだろう、明日の研究室は遅刻するわ」と意表を突くコメントが流れてきたので、それただの夜更かしやで!とツッコみたかったのをグッと堪えました。
そういう人たちの先輩がこの私なのでございます。
ソー活(笑)の始め方
ソー活という言葉があるそうだ。
ソー活(ソーかつ)とは、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを活用した就職活動。ソー活の「ソー」は、ソーシャルメディアを利用するという点に加え、双方向コミュニケーションという意味でも用いられている。
そしてこんなニュースもあったり。
KDDIとFacebook、就活を支援するサイトやアプリを公開……自社の採用Facebookページも | RBB TODAY (ブロードバンド、ウェブのニュース)
ソー活で得をするのはごく一部の活発でリテラシーの高い学生に限られる。一般人な学生はどうしたらいいか。
まず、痛い友達との交流を絶つ。実名や所属を明らかにしてアホやってるアカウントと繋がっていることが知れたら、自分が匿名でも仲良く爆死する可能性が高い。即刻リムーブ。そして就活用に考え抜かれたアカウントを作っておき、そこが140文字で構成されたESだと思って、志望する業界に最適化された自分を演じ切るのだ。そこまでやってから、各社のSNSアカウントとコミュニケーションを取れ。
就活も終盤になると、人事の人が研究室のホームページなどにアクセスしてきたりする。それぐらいの下調べをやる人物なら、SNSのアカウントを調べていても不思議ではない。やるなら今だ、ソーシャルネットワークで孤独に意識の高い学生(笑)を演じるのだ。