11月12月と忙しく、毎日へとへと。休日出勤、残業上等という感じで、研究および開発業務ではなく製造の方をやっておりました。残業が多かったのは自分の手際の問題でもありますが。製造と言っても、父親ほどの年齢のおっちゃんと2人だけ (プラス上司) で、とある化合物をせっせと作って売るだけなのですが、プラントの現場で目にするもの、やることは全て新鮮で、なかなか面白いです。とは言ってもですね、ちょっとした工具の使い方から注意されたり、非効率的な動きで上司を困らせたり、新鮮で面白いと思いつつも疲れるもんは疲れますはい。
ところで作ってるモノ、素人ながらよく出来た製品と思います。単純な作業で必要な量•純度を確保、売り上げは1発数千万だそうな。モノ作りを目指して研究•開発などする場合、ここまで見越して仕事しなさいよって感じます。月並みですが、実感しております。

修士を卒業して、大学の技術職員になった女性がいる。

工学部の実習を手伝ったり、シーケンサーや質量分析機などの共通機器のメンテなどもやっている。学生の時には使ったことも無い機械も担当している。

さらに時々うちの研究室に戻ってきて、なにやら実験をしている。卒業する時にはもう研究は嫌だと言っていたけど、いつのまにか学生の時みたいにピペットマンを握っている。

ちょっと羨ましい職場だな…。