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日々の刺激

工場での生産のお仕事は慣れてくると案外暇というか、やることが決まってるお陰で平日は早く帰宅できるし休みは休めるのがよい。とリアルに職場で言うと機嫌を悪くする面倒なタイプの人もいるので言わない。あとは自分が責任者ではないことも楽に感じる理由と思われる。生産の責任者は大変な仕事だ。まああの、そういう面倒なタイプの人は一度、炎上した開発案件を受け持ってみて欲しいと言いたくなる(こういう感じの空気をガンガンに放つR&Dマンが生産現場にいると本当にウザがられるけど)。とにかく、自分の苦労は他人には関係ないとしておくのがよい、お互い様なのである。

で、仕事の時間が読めるから何かプラスα身になることでもやるかと思い、自動車学校に行き始めた。なんと普通車の免許だ。周りからは10年遅いだの言われて少し笑われたけど、自分でもそう思う。取得してなかった理由は特にない、無くても全く困らないし、学生のうちに車を買う予定も無かった。重い腰を上げたのは、見かけたマツダの車がかっこよかったのと、住んでる土地がつまらないので遠出したいのが理由。

夏頃に取得できたら楽しそうだけど、教習を受けるペースが遅いのでいつになるやら。

春か

 

3月になってしまった。と毎年思ってるような気もする。春は憂鬱な気分になる。あるいはそういう気分から抜け出すタイミングでそう気がつくのかもしれない。

製造現場で働くようになって少し経った。簡単な作業でも気軽に手が出せないため、作業を覚えるのが面倒だ。先輩社員の動きや手順を凝視するのが仕事。もちろんある程度しっかりした手順書はあるものの。

工程をみていると、開発の段階で少し妥協したと思われる部分や、工程の作り方が甘いところがチラホラ分かる。それを後から改定するのは手続き的に難度が高いのと、作業員がとにかく変化を嫌うために、そのままなっている。幸い、科学的には大丈夫な作業が多い。ただ、現場で手を動かす人の多くはそんなことには無関心なのがなんとも。

勤続者表彰

15年だか25年だか会社勤めた社員に対して表彰などが行われた。

R&Dをやってきた複数名が「製品に繋がった成果は無かった」等、「申し訳なさそうに」コメントしていたのでイラッとした。メーカー内のR&Dへの風当たりが強いのはよくあることなのかもしれないが、自らがそんな調子なのもどうなのか。